ITツールを導入して、業務のデジタル化を図りたい。
そのために、IT導入補助金を申請してみたい。
そう考える中小企業の経営者や小規模事業者は多いと思います。
反面、「何から手をつければ良いかわからない」「自社の経営課題にあったITツールがわからない」といった悩みを抱えているのも事実です。
このような場合に活用したいのが、デジタル化支援ポータルサイトの「みらデジ」です。
中でも、自社の経営課題を確認することのできる「みらデジ経営チェック」は実に利用価値があります。
この記事では、「みらデジ」の詳細と「みらデジ経営チェック」について深掘り解説します。
「みらデジ」でできることはなに?
「みらデジ」は、経済産業省・中小企業庁が展開している、デジタル化に関する悩みにワンストップで応えてくれるデジタル化支援ポータルサイトです。
2022年7月から運用が始まりました。
ここでは、「みらデジ」の利用方法について解説します。
・経営課題の見える化
・デジタル化の専門家に相談
・ネクストアクションの策定
・経営課題の解決とデジタル化の実現
経営課題の見える化
まずは、「みらデジ経営チェック」で、自社の経営課題やデジタル化への取り組み状況を確認します。
質問事項に沿って回答していくだけでチェックが可能です。
自社の経営課題を早急に見える化したい時に最適です。
デジタル化の専門家に相談
次に、「みらデジ経営チェック」の結果を受け、今後どのようにデジタル化を図っていけば良いのかを専門家に相談します。
「みらデジ」では、オンラインで何度でも無料で相談することが可能です。
デジタル化に向けてのアドバイスや、ITツール機能の紹介なども相談内容に含まれます。
ネクストアクションの策定
「みらデジ経営チェック」の結果と、専門家への相談で明るみになった経営課題をどのように解決していくか。
そのロードマップの策定に取り掛かります。
経営課題の解決とデジタル化の実現
最終的には、自社の経営課題に対するITツールの選定や、IT導入補助金などの申請まで至れば「みらデジ」の活用は完了です。
「みらデジ経営チェック」で問われること、わかること
「みらデジ」相談窓口の入り口と言える「みらデジ経営チェック」。
運用わずか1年ほどで、4,900社近くが利用し、注目を集めています。
具体的にどのような質問がなされ、何がわかるのでしょうか。
「みらデジ経営チェック」について、さらに深掘りします。
・「みらデジ経営チェック」で問われること
・会社の現状を比較・把握できる
「みらデジ経営チェック」で問われること
「みらデジ経営チェック」では、主に下記のような内容に回答することとなります。
・経営者としてのビジョン
・経営上の課題
・ITツール・デジタルサービスについて
・経営やデジタル化に対する取り組み、意識について
・経営課題の解決方法
会社の現状を比較・把握できる
「みらデジ経営チェック」で上記のような設問に応えていくと、経営課題が炙り出されます。
また同時に、同地域・同業他者と比較して、自社がどの程度デジタル化が進んでいるか、デジタル化の進捗状況も把握することができます。
チェック結果では、具体的な支援施策やおすすめのITツールなどのアドバイスも簡易的ではありますが提示されます。
まとめ
人員が限られている中小企業や小規模事業者にとって、事業のデジタル化はなかなか進まない課題だと思います。
そんな中小企業などにとって、自社の経営課題とデジタル化の進捗状況の把握に役立つのが、「みらデジ経営チェック」です。
「みらデジ経営チェック」では、経営ビジョンやデジタル化についての意識などが尋ねられます。
改めて、あなたの企業の立ち位置を確認し、デジタル化への一歩を踏み出してみてはいかがでしょうか。
そのために知っておきたい補助金が、IT導入補助金です。
「みらデジ経営チェック」とともに、補助金トレンドのサイトを覗いてみてください。
補助金トレンドならどんな補助金が最適かの無料診断や、専門家への無料相談が可能ですよ。
参考文献
【[経済産業省・中小企業庁 ミラサポplus] 担当者に聞く「デジタル化総合相談窓口『みらデジ』」 ~事業者のデジタル化の悩みに、ワンストップで無料相談~】