補助金を探す
コラム
よくある質問
IT導入補助金を申請する上で欠かせない存在となるのが、IT導入支援事業者です。
IT導入支援事業者は、中小企業や小規模事業者にとって、事業をともに実施するパートナー。
ITツールの説明、導入、運用方法の相談をはじめ、補助金の交付申請や実績報告など、事務局に提出する手続きのサポートをします。
交付申請が採択されるか否かは、IT導入支援事業者のスキルやノウハウにかかっていると言っても過言ではありません。
この記事では、IT導入支援事業者について、選定のポイントや相談方法を解説します。
IT導入支援事業者の種類
IT導入支援事業者は、大きく分けて2種類あります。
補助金を申請する、業務のデジタル化を図る際、どの種類のIT導入支援事業者を選ぶべきか確認しましょう。
・特定のITツールに強いベンダー系
・複数のITツールに精通する販売代理店系
特定のITツールに強いベンダー系
ベンダー系は、特定のITツールに特化している支援事業者のことです。
導入したいITツールが決まっている場合は、ベンダー系の支援事業者がおすすめです。
ベンダー系は、ITツールの開発・販売を行っている企業が、そのまま支援事業者となっているケースが多いです。
そのため、ITツールの専門的な知識が豊富で、ITツールを活用するための詳細なアドバイスをもらえるメリットがあります。
複数のITツールに精通する販売代理店系
販売代理店系は、複数のITツールを取り扱っている支援事業者のことです。
「どのITツールを導入すればよいかわからない」という場合は、販売代理店系がおすすめです。
販売代理店系では、複数のITツールから事業課題の解決に適したツールを比較検討し、選択できるメリットがあります。
IT導入支援事業者やITツールについては、下記のリンクから検索できます。
公式サイト：IT導入支援事業者・ITツール検索はこちら
IT導入支援事業者、選定のポイントと相談法
ベンダー系、販売代理店系どちらか目星がついたら、具体的にどのIT導入支援事業者とタッグを組むのかの選定に入ります。
その際、以下のようなポイントと相談方法をチェックしてみてください。
・自社のニーズと合致する
・実績とノウハウの豊富さ
・コミュニケーションがとりやすい
自社のニーズと合致する
自社の問題解決に直結するITツールを有する事業者を選ぶことは、最優先事項です。
導入したいITツールが決まっている場合は、専門性の高い事業者の中から選びましょう。
納得がいくまで、導入したいITツールの詳細や導入後期待できる効果について相談するべきです。
特に導入したいITツールが決まっていない場合は、幅広いITツールを取り扱っている複数の事業者と面談することです。
相談していくうちに、自社の問題点を洗い出すことができる事業者が、相性のよいパートナーとなっていくでしょう。
実績とノウハウの豊富さ
IT導入補助金は、申請から受給に至るまで、さまざまな要件をクリアし、事務局の審査を通過しなければなりません。
過去に十分な採択実績があるIT導入支援事業者を選ぶことは、IT導入補助金の採択を成功させる要となります。
実績とともに、補助金申請のノウハウを豊富に有する事業者を選択するとよいでしょう。
経験豊富な事業者なら、申請についての心構えや、審査に通るための書類作成方法などについて相談することができます。
コミュニケーションがとりやすい
IT導入補助金は、事前準備から申請後の報告、効果報告など、さまざまな書類の作成が必要となります。
細かな質問や相談にもすぐに対応してくれる事業者が好ましいでしょう。
申請後のアフターサービスはもちろん、長期間のサポート体制が整っている事業者かどうか、事前に確認する必要があります。
万が一、掲げた事業計画が目標値に到達できない時などは、効果報告での改善方法や報告の仕方まで相談できるとベストです。
まとめ
IT導入支援事業者の種類や選定のポイント、相談内容について解説しました。
IT導入補助金は、申請から受給、効果報告に至るまで、IT導入支援事業者とともに進めていく必要があります。
適切なパートナーを選ぶことが、補助金の獲得、ひいてはITツールを利用しての業務効率化とDX化に結びつきます。
IT導入補助金のポイントや、IT導入支援事業者についてもっと詳しく知りたい時は、補助金トレンドのサイトを覗いてみてください。
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参考文献
【[一般社団法人 サービスデザイン推進協議会] IT導入補助金2023 IT導入支援事業者の役割・要件】
